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結核マヤズム‐青い鳥症候群

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結核マヤズムの傾向が強い人の精神の特徴は、「現状に不満足」「飽きっぽい」「幸せは、ここではない、どこかにきっとある」…というところでしょうか。

今の状態が気に入らず、何かを変えれば自分はもっと幸せになれるはず、と思っているので、常に変化を求めています。このため、旅行が好き、仕事をしょっちゅう変える、彼女・彼氏をしょっちゅう変える、インテリアをひんぱんに変える、引越しが多い、色々な趣味に手を出す…などなどの傾向があります。全部当てはまる必要は無いですよ。一つだけでもその傾向がとても強いとか、二つ以上当てはまる人は結核マヤズムのケあり。

住む環境を変えたがる傾向もあるので、外国に移住した人は、大なり小なり結核マヤズムの傾向を持っているとも言われています(私も確かにちょっとあると思う)。

タイトルの、「青い鳥症候群」というのは私が勝手に名付けました。チルチル・ミチルの物語って、覚えてますか? …と聞いておきながら、私自身、詳しい内容は忘れてしまったけれど、確か主人公の二人が青い鳥を求めて旅して回っていて、家に帰り着いた時に、青い鳥はそこに居た、とか、そういう結末で、「幸せは、ここにあると気付きなさい」みたいな教訓だったと思う。

これ、結核マヤズムの人にまさしく言い得ることで、とにかく周りの環境を変えれば幸せになれる、状況が良くなり、自分はもっと満足する、という気持が強くて、幸せは自分の中に見つけるもの、というところに気が付かない人です。

身体の疾患や症状の特徴は、呼吸器・肺の問題、アレルギー性喘息、アレルギー性湿疹、その他のアレルギー、関節炎、甲状腺の問題、腎臓疾患、再発性、周期性を持った疾患、子供の多動などなど。

痛みの特徴は、痛む場所が一箇所に留まらず、あちこちに移動する、遊走性の痛み。転移する癌も結核マヤズムの特徴が出ています。

対応するノソーズはTuberculinum、レメディは、Phosphorus、Drosera、Spongia、Calc-phos などなど。



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淋病マヤズム‐過剰のマヤズム

Homeopathic Remedies 2


淋病マヤズムは、過剰のマヤズムと言われています。もともとは性病の淋病感染から発生してきたマヤズム。

精神、感情面は、とにかく、何でも多ければ多いほど良い、沢山欲しい、車もテレビも家も、複数持ちたがる。すぐに、直ちに、今、欲求を満たしたい! という、地味に待つことの難しいタイプ。強欲で、人を搾取する傾向もあります。自己中心的で、誰かと付き合うにしても、きちんと向き合って関係を築いていく、ということをせず、無責任ぶりを発揮します。

この世のすべての快楽をたっぷり経験したくて刺激を求めます。昔で言うと酒池肉林、もうちょっと近代的に言うと、セックス・ドラッグ・アンド・ロックンロールでブイブイ鳴らすタイプ。夜に強くて、日が落ちると元気が出てきます。昼過ぎまで寝ていて、夜になるとクラブに行って徹夜で踊って飲みまくるタイプ。

ハリウッドのギラギラした感じは、まさに淋病マヤズム渦巻く世界だなー、と感じます。胸が小さいといって、豊胸手術なんかするのも、まさにこのマヤズムのなせるワザ。

国の特徴や、社会的な傾向も、マヤズムの特徴が表れていたりしますが、現代のイギリスやアメリカは、とても淋病マヤズムが強い時代になっていると言われています。

ただ、淋病マヤズムの特徴は、自己破壊に至るまでのことはやらない、という点です。梅毒マヤズムだと、お酒や薬で身を持ち崩し、ホームレスになってしまったり、精神が破壊されたり、果ては命を落としたり、まで行ってしまう可能性もあるのですが、淋病マヤズムは、そこまでのリスクは取りません。社会生活はきちんと維持します。前日どんなに飲んでも、次の日にはちゃんと会社に行けるタイプ。

…こうした特長は、身体や病理にも表れています。淋病マヤズムの疾患は、梅毒マヤズムのように差し迫って命に危険のある、破壊的な疾患ではない場合が多いです。特徴は、「余分なものを作る」ということで、イボやポリープが出来たりします。腫瘍が出来たとしても良性のもの。ただ大きくなりやすい、とか沢山できやすいという傾向はあります。それから炎症を起こしやすいという傾向もあります。身体面としては、膀胱炎、尿道炎などの泌尿器、性感染など生殖器系への親和が強いです。

淋病マヤズムのノソーズは Medorrhinum、レメディは Thuja、Pulsatillaや Nit-ac などがあげられます。

梅毒マヤズム‐死と破壊

Syphilitic Tarot Cards


梅毒マヤズムのテーマは「死」と「破壊」、色は黒。ノソーズはSyphilinum(スフィライナム)。梅毒マヤズムと親和の強いレメディとしては MercuryやAurumがあります。梅毒マヤズムは、すべてのマヤズムの中でも、最も恐ろしいと言われるマヤズムです。身体への親和は、脳神経、心臓、骨と、体の最も深い、最も重要な組織を侵します。すべての痛みは夜間に悪化します。それも、あまりにひどくて死にたくなるような激しい痛み。

何と言うか、梅毒マヤズムって症状像とか特徴がとにかく強烈なんですよね。「死神に愛されてしまった人たち」というと、ちょっと詩的な感じですが、梅毒マヤズムの人の病理や死に方は全然詩的じゃありません。えぐいです。例えば深い闇のトンネルを救いを求めて必死になって歩いていたら、遠くの方にようやく光が見えた、でもそれは全速力でこっちに向かってくる列車だった、みたいな救いの無さを感じます。

冒頭に何かイメージを、と思って「梅毒」で画像検索してみたら、あまりにえぐい写真ばかりが出てきたので梅毒そのもののイメージはやめにして、自分で写真を撮ってみました。タロット・カードのなかから私の思う梅毒マヤズム的なカードを選んで並べてみたものです。ひいぃぃー。見るからにオソロシイ。

梅毒マヤズムの傾向が強い人の特徴としては、とにかく自分が、または親類縁者が、常に死と隣り合わせな感じがあります。他にはとても深い病理を背負っている人が家族に多い。例えば自分に自殺傾向があるとか、家族の中に自殺者が居る。自殺傾向がある場合は、梅毒マヤズムの人は疥癬マヤズムの人とは違って、本当に自殺してしまいます。それも突然、遺書も残さず。他には親類縁者に殺された人が居る、または殺人者や重い犯罪を犯した人が居る。またはその人自身が犯罪者である。事故に巻き込まれて若死にした人が居るとか、命の危険に晒されるような事故に遭った人が居る、または自分がそういう経験がある。自分自身が事故に遭いやすい。何度も怪我をしやすい。特に、頭を打つような怪我を繰り返す。

破壊的なアルコール中毒も梅毒マヤズムです。淋病マヤズムにもアルコール中毒という特徴がありますが、淋病マヤズムの人は浴びるように飲んでもちゃんと次の日に会社に行ける人(仕事の質は置いといて)。社会生活の部分までが侵されることは無いのです。ところが梅毒マヤズムは、生活が破壊される程に飲みます。社会生活も家族生活も成り立たなくなってしまって、挙句の果てにホームレスになってしまう程、お酒がその人の人生を破壊してしまうような場合は梅毒マヤズム。麻薬中毒もしかり。マリファナやハッシッシといったような軽いものではなく、ヘロインやコカインに手を出して、それ無しでは生きていけないようになってしまうのが梅毒マヤズム。

生まれた時に心臓に穴があいていて塞がらないとか、先天的な奇形を持って生まれたというのも梅毒マヤズム。また何度妊娠しても流産を繰り返すというのも梅毒マヤズム傾向。

精神・感情面では、魂の闇、死にたいと思うほど深い鬱、統合失調症といった精神疾患も梅毒マヤズムです。精神が侵されるというのは、人間として機能できない、その人の自我が破壊されているという意味で、とても深いところが病んでいる状態だと言えます。この、「死にたい。自分なんか居なくなってしまえばいい」という深い闇を抱えている人というのは、案外日本人に多いのではないかな、というのは、私の感じる印象です。

梅毒マヤズムはスピードが速く、悲劇的な出来事が突然起こったり、または症状が進むのが速いという特徴もあります。例えば、よくある手術で大して難しいものでもなく、ほとんどの人はすんなり回復していくようなタイプの手術を受けて、感染症とか合併症を引き起こし、それがもとであっけなく亡くなってしまうなど。ガンの場合は進行が速い悪性の攻撃的なガンが梅毒マヤズム的なガンです。

また、怪我をすると普通なら炎症が起こってその後膿が出て、というようなプロセスを辿りますが、梅毒マヤズムの人の怪我は、炎症の段階をすっとばしてイキナリ組織が壊死して黒くなります。何でやねん?!と言いたくなってしまうような急激な病理の進行を示すのが梅毒マヤズム。

十代のにきびは顔中にぶつぶつ出来まくって、その後に皮膚がきれいにツルっと治らないでぼこぼこに痕が残ってあばた顔になってしまうタイプのにきび。

脳卒中や心臓発作も梅毒マヤズムです。それも、起きたと思ったら、そのまま亡くなってしまう、または重度の麻痺など後遺症が残るタイプ。

…なんだか書いていて、陰鬱な気分になってきたなぁ。塩撒いてお香でも焚こうかしら…。

疥癬マヤズム/Psora

Adam and Eve by Lucas Cranach, 1533 - detail
アダムとイブ/ルーカス・クラナッハ
ベルリン Bode Museum蔵

疥癬マヤズムは、ホメオパシーの始祖、ハーネマンが一番最初に考えたマヤズムで、万病の母と呼ばれるマヤズムです。対応するノソード(病気の組織から作られたレメディ)はPsorinum、ソライナムです。そのキーワードは「不足・欠如・機能低下」。症状としては皮膚との親和がとても強いマヤズム。特に「痒み」が強いのが特徴です。激しい痒みが、夜布団に入って温まると特に悪化し、掻くと気持ちが良いので血が出るまで掻きむしります。疥癬マヤズムの皮膚は、乾燥していて洗ってもどことなく不潔な感じがします。

疥癬マヤズム精神像は、欠如と不足がテーマなので「お金が無くなったらどうしよう」「食べていけるんだろうか」「仕事をクビになったらどうしよう」という、サバイバルの不安や貧乏の恐怖が全体を貫いています。社会や家族に対する責任感は強く、働き者のよき市民です。犯罪に走るタイプではありません。「働けど働けど、なおわが暮らし楽にならざり、じっと手を見る」とか、「寒い、ひもじい、もう嫌だ」って感じでしょうか。

不足や欠如の感覚は、自分自身にも向けられ、「自分には能力が無い」「出来ない」「自分は成功しない」といった悲観的な気持ちを常にどこかに持っています。そして、「見放された」感や「見捨てられた」感もとても強く、罪悪感も持っています。深い絶望感や鬱もあり、自殺を強く考えることもありますが、家族への責任感がそれを押しとどめます。

疥癬マヤズムは最も古いマヤズムで、よく創世記のアダムとイブの神話に喩えられます。食べちゃダメ、と言われていた知恵のリンゴを食べるという罪を犯して楽園を追われたアダムとイブ。これが、疥癬マヤズムの見放された感覚や、罪の意識の大元というワケです。

そもそもどうして疥癬マヤズムの人が「自分には能力が無い」「出来ない」と思ってしまうかと言うと、もともと体温が低くて寒がりで体力が無く、身体の機能が低下する傾向を持ち合わせているためにすぐに疲れてしまって、何かを意気込みを入れてやり通せるだけのエネルギーを持ち合わせていないから、とも言えます。風邪をひきやすく、感染しやすいというのも疥癬マヤズムの特徴。そして、疥癬マヤズムには「病気は治らないに違いない。もう自分は元気になれない」という回復への絶望感がありますが、これもまた、体力・気力が足らないが為、といえるんじゃないでしょうか。

マヤズムのお話

Homeopathic Remedies 2


ホメオパシーには、マヤズムという考え方があります。マヤズムというのは、もともと「汚点」とか「シミ」といった意味の言葉で、ホメオパシーで「マヤズム」と言う場合には、体に染み付いてしまっていて中々消えないさまざまな病気への傾向という意味合いで使われています。一般的には、親や先祖から引き継いで持ってきてしまっている傾向をさすことが多いですが、生まれてから自分が生きている間にマヤズム化するものもあります。

代表的なマヤズムとしては、疥癬マヤズム」「梅毒マヤズム」「淋病マヤズム」の三つがあり、もう少し時代を下ってこれに「結核マヤズム」、そして「癌マヤズム」が加わりました。最近ではマヤズムの概念をもっと広げて、「エイズ・マヤズム」とか「放射線マヤズム」、「らい病マヤズム」「石油化学マヤズム」などなど、色々な考え方が出てきていますが、こうした新しいマヤズムを取り入れるか入れないかはホメオパスによって違います。

マヤズムの考え方というのも幅広いのですが、私なりの理解では、病気や症状を薬などで抑圧に抑圧を重ねた結果、病気が自分の中にすっかり取り込まれてしまい、本来の自分と区別がつかなくなってしまった状況、病気を自分との中に一緒に抱え込んでしまって、それが病理への傾向を作り出し、本来の完全な健康からはバランスの軸がずれているんだけれど、それが普通になってしまっている状況という風に理解しています。

マヤズム理論は、もともとホメオパシーの祖、ハーネマンが考えたものです。彼は、レメディが、急性の症状や性病にはとても良く効くのに、慢性疾患となると、レメディを出した当初は患者は良くなるんだけど、しばらくすると症状が戻ってきてしまったり、別の症状が出てきたりする、という多数の経験をし、患者が完全な健康体にならない事に対して頭を抱えてしまいました。それで、どうも通常の症状の背後に何かある、という洞察に至りました。だから、それぞれの疾患に対してレメディを出しているのでは、モグラ叩き状態で、その下の土壌に潜む親玉を退治しなことには完全な治癒には至らない、と考えたわけです。そして、その大きな大きな親玉、ハーネマンの言葉を借りれば「千の頭を持つ怪物」が、万病の元と言われる「疥癬マヤズム(Psora)」です。そして、ハーネマンが考えたその他二つのマヤズムは「淋病マヤズム(Sycosis)」と「梅毒マヤズム(Syphilis)」でした。

マヤズムにはそれぞれ、対応する「ノソーズ」と呼ばれるレメディがあります。ノソーズとは、疾患を持った臓器から作られたレメディです。疥癬マヤズムに対応するのがソライナム(Psorinum)、梅毒マヤズムに対応するのがスフィライナム(Syphilinum)、淋病マヤズムはメドライナム(Medorrhinum)、結核マヤズムがチュバキュライナム(Tuberculinum)、癌マヤズムがカーシノシン(Carcinosin)です。

これから何度かに分けて、それぞれのマヤズム及び対応するノゾース像を書いてみたいと思います。

プロフィール

Dana

Author:Dana
こんにちは。このサイトを訪問してくださって、どうもありがとうございます。熱烈歓迎!

私はロンドンでホメオパシーのコンサルテーションと、ヒーリング、スピリチュアル、ホメオパシー系の通訳・翻訳を専門に行っています。

このブログでは、ホメオパシーやヒーリングについて、その他、自分の興味のあることなど、日々のつれづれを気の向くままに綴っています。

ホメオパシーは、人に本来自然に備わる自然治癒力を穏やかに刺激して健康に導く、心と体に優しいセラピーです。体の症状にも良く効きますが、なんだか人生が生きづらい、自分に自信が持てない、と言った心の問題にもよく作用します。

本当のヒーリングって、心の底から自分自身を認めてあげること、どこに居て何をしてても自分で居ることが心地良いと感じることなんじゃないかな?と思います。

ホメオパシーを通して、自分自身と心地よい関係を築いてみませんか?

ご興味のあるかたは下記までご連絡ください。

noriko.stardust@googlemail.com

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