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マヤズムのお話

Homeopathic Remedies 2


ホメオパシーには、マヤズムという考え方があります。マヤズムというのは、もともと「汚点」とか「シミ」といった意味の言葉で、ホメオパシーで「マヤズム」と言う場合には、体に染み付いてしまっていて中々消えないさまざまな病気への傾向という意味合いで使われています。一般的には、親や先祖から引き継いで持ってきてしまっている傾向をさすことが多いですが、生まれてから自分が生きている間にマヤズム化するものもあります。

代表的なマヤズムとしては、疥癬マヤズム」「梅毒マヤズム」「淋病マヤズム」の三つがあり、もう少し時代を下ってこれに「結核マヤズム」、そして「癌マヤズム」が加わりました。最近ではマヤズムの概念をもっと広げて、「エイズ・マヤズム」とか「放射線マヤズム」、「らい病マヤズム」「石油化学マヤズム」などなど、色々な考え方が出てきていますが、こうした新しいマヤズムを取り入れるか入れないかはホメオパスによって違います。

マヤズムの考え方というのも幅広いのですが、私なりの理解では、病気や症状を薬などで抑圧に抑圧を重ねた結果、病気が自分の中にすっかり取り込まれてしまい、本来の自分と区別がつかなくなってしまった状況、病気を自分との中に一緒に抱え込んでしまって、それが病理への傾向を作り出し、本来の完全な健康からはバランスの軸がずれているんだけれど、それが普通になってしまっている状況という風に理解しています。

マヤズム理論は、もともとホメオパシーの祖、ハーネマンが考えたものです。彼は、レメディが、急性の症状や性病にはとても良く効くのに、慢性疾患となると、レメディを出した当初は患者は良くなるんだけど、しばらくすると症状が戻ってきてしまったり、別の症状が出てきたりする、という多数の経験をし、患者が完全な健康体にならない事に対して頭を抱えてしまいました。それで、どうも通常の症状の背後に何かある、という洞察に至りました。だから、それぞれの疾患に対してレメディを出しているのでは、モグラ叩き状態で、その下の土壌に潜む親玉を退治しなことには完全な治癒には至らない、と考えたわけです。そして、その大きな大きな親玉、ハーネマンの言葉を借りれば「千の頭を持つ怪物」が、万病の元と言われる「疥癬マヤズム(Psora)」です。そして、ハーネマンが考えたその他二つのマヤズムは「淋病マヤズム(Sycosis)」と「梅毒マヤズム(Syphilis)」でした。

マヤズムにはそれぞれ、対応する「ノソーズ」と呼ばれるレメディがあります。ノソーズとは、疾患を持った臓器から作られたレメディです。疥癬マヤズムに対応するのがソライナム(Psorinum)、梅毒マヤズムに対応するのがスフィライナム(Syphilinum)、淋病マヤズムはメドライナム(Medorrhinum)、結核マヤズムがチュバキュライナム(Tuberculinum)、癌マヤズムがカーシノシン(Carcinosin)です。

これから何度かに分けて、それぞれのマヤズム及び対応するノゾース像を書いてみたいと思います。

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Dana

Author:Dana
こんにちは。このサイトを訪問してくださって、どうもありがとうございます。熱烈歓迎!

私はロンドンでホメオパシーのコンサルテーションと、ヒーリング、スピリチュアル、ホメオパシー系の通訳・翻訳を専門に行っています。

このブログでは、ホメオパシーやヒーリングについて、その他、自分の興味のあることなど、日々のつれづれを気の向くままに綴っています。

ホメオパシーは、人に本来自然に備わる自然治癒力を穏やかに刺激して健康に導く、心と体に優しいセラピーです。体の症状にも良く効きますが、なんだか人生が生きづらい、自分に自信が持てない、と言った心の問題にもよく作用します。

本当のヒーリングって、心の底から自分自身を認めてあげること、どこに居て何をしてても自分で居ることが心地良いと感じることなんじゃないかな?と思います。

ホメオパシーを通して、自分自身と心地よい関係を築いてみませんか?

ご興味のあるかたは下記までご連絡ください。

noriko.stardust@googlemail.com

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